2009年07月06日

全国農業コンクール:町田の切りバラ農家・簑口さん、多摩総局長賞を受賞 /東京

◇「若い人に経験伝えたい」
 第58回全国農業コンクール(毎日新聞社・宮崎県主催、農林水産省など後援、株式会社クボタなど協賛)で、都代表の町田市小野路町の切りバラ農家、簑口弘一さん(67)が多摩総局長賞を受賞することが決まった。20年以上にわたりバラ栽培の技術向上に努めてきた功績をたたえ、13日には都知事賞も贈られる。

 「最近は収益が厳しくてね。僕なんかがもらっていい賞なのかな」。そう謙そんするが、大胆な設備投資と長年の経験で確立させた栽培手法には定評がある。

 父から家業を継いだ簑口さんは87年、府中市から町田市へ転居したのをきっかけに、当時はまだ珍しかったロックウール栽培を温室全6棟に導入。泥の代わりに岩石を溶かして繊維化したものを育苗マットとして使うことで、バラの生育が早くなり、省力化に成功した。さらに自走式の薬剤散布機や天敵生物を用いた病害虫防除など、新しい試みを次々と成功させた。

 現在は妻美枝子さん(67)と長男立郎さん(38)の3人で「ローテローゼ」など4品種を栽培する。栽培面積は500坪と決して大きくはないが、最盛期の春には全国に週3000本も出荷する。品評会での受賞歴は都内随一だ。

 「もうこんな年だから。若い人に自分の経験を伝えたいね」と簑口さん。今後は立郎さんと親子二人三脚で新品種の育成にも力を注ぐつもりだ。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090705ddlk13040176000c.html
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どんな栽培手法なのか一度見てみたいものです。
posted by orute at 04:54| Comment(0) | バラ関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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