2010年05月15日

腕競え!!「ゴミ拾い」 スポーツ感覚で環境美化荒川できょう

都電荒川線「町屋駅前」停留場周辺で15日開かれる「あらかわバラの市」を盛り上げるため、荒川区西尾久のあらかわ遊園で同日、時間内に拾ったゴミの質や量を競う「スポーツGOMI拾いあらかわ大会」が開かれる。区民が守り育てる都電沿いのバラが見頃を迎える中、環境美化への啓発を兼ねたユニークなイベント。競技の発案者で渋谷区の自営業馬見塚健一さん(42)は、「楽しみながら環境意識を高めてほしい」と話している。(半田真由子)
 スポーツGOMI拾いは、通常、1チーム5〜8人で60分間、早歩きでゴミを拾う競技。紙くずなど燃えるゴミは100グラム10ポイント、ペットボトルのキャップは1個7ポイント、たばこの吸い殻は100グラム100ポイントなど、ゴミの量や質をポイント換算して優劣を競う。走ることは禁止。
 早朝ジョギングが趣味だった馬見塚さんは、ジョギングの傍ら、大腿(だいたい)筋などの強化を意識してゴミを拾っていたことがきっかけで、ゴミ拾い競技を考案した。
 知り合いの学生に呼びかけ、2008年5月、「日本スポーツGOMI拾い連盟」を発足させ、渋谷区内で大学対抗のスポーツGOMI拾い大会を初開催。過去に愛知県や熊本市、大田区などでも大会を開いた。
 連盟の理事長も務める馬見塚さんは、「一生懸命ゴミを拾うと汗だくになる。子どもでもお年寄りでも優勝のチャンスはある。大会に参加することでゴミに対する意識が変わってくれれば」と話している。
 15日のあらかわ大会は、午前10時開会。小中学生や社会人ら12チーム計約80人が参加予定。園内外の半径約1・5キロ以内で60分間、ゴミ拾いを競う。上位入賞チームには、副賞として鉢植えのバラが贈られる。
 各線の町屋駅や都電の町屋駅前停留場周辺で開かれる「バラの市」は同日午前10時から。計5000鉢のバラが展示即売されるほか、栽培方法の相談コーナーなどもある。荒川線沿線のバラの一部は、ボランティアが管理するなど、区民に愛され、育てられている。
都電沿いで見頃を迎えたバラ(13日、都電荒川線の三ノ輪橋駅で)=栗原怜里 荒川区の都電荒川線の沿線に植えられた赤、黄、ピンクなど色鮮やかなバラ約1万3000本が、見頃を迎えた=写真=。
 川車庫前から三ノ輪橋まで一部区間を除く約4キロ・メートルの線路の両側。下校する孫の美純ちゃん(9)を三ノ輪橋まで毎日迎えに来るという台東区三ノ輪の鈴木栄次さん(59)は「電車が着く少し前に来て、きれいに咲いたバラを眺めています」と話していた。花は6月上旬まで楽しめる。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20100515-OYT8T00125.htm
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ゴミを拾いながらバラも楽しめると良いですね。スポーツGOMI拾いは今後もっと普及すると良いのですが、来年も続けて欲しいものです。


東京都のバラ園一覧
http://baraen.info/13.html

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