2017年06月03日

丹精のバラ700株、鮮やかに 上田の信州国際音楽村

信州国際音楽村(上田市生田)の敷地内にある音楽村公園で3日、見頃を迎えたイングリッシュローズなど約700株のバラを楽しむ「春のばらまつり」が始まる。バラは、愛好家の地元住民有志でつくる「バラの会」がボランティアで手入れを続けている。まつりを主催する同会によると、ここ数日で一気に花が開き始めた。同会は「まつりに間に合い、ほっとした。バラを見たり、香りを楽しんだりしてほしい」と来場を呼び掛けている。

 「春のばらまつり」は今年で5回目。約2千平方メートルの公園に約150種、約700株のバラが植えられている。そのうち約550株は、繰り返し花を付ける「四季咲き」などが特徴のイングリッシュローズという。

 同会は2011年の10月、バラを育てながら学ぼうと17人で発足。12年には英国の大手種苗会社デビッド・オースチン・ロージズの日本支社(大阪府泉南市)から、東日本大震災のため上田市内に避難している人たちを癒やすことにつなげてほしい―とイングリッシュローズ100株を寄贈され、丁寧に栽培してきた。

 同会の会員は現在、50人余。3月の剪定(せんてい)作業をはじめ、月2回はバラを消毒するなどの手入れをしている。家庭では難しい大規模なローズガーデン作りを体験できるのも、会員の楽しみの一つという。

 まつりを控えた2日は会員15人が集まり、草刈り作業などに取り組んだ。早咲きや遅咲きの品種があり、公園内をゆっくりと散策する人たちの姿もあった。まつりの期間中は、バラ用の肥料、バラを使ったミニブーケ、草花の販売もある。同会会長の中山康昭(みちあき)さん(66)=上田市中丸子=は「まつり最終日の11日ごろまで楽しめそう」と話している。

 午前9時半〜午後4時、入園無料。10、11日はデビッド・オースチン・ロージズ日本支社の平岡誠さんによる「ばらの育て方講座」(有料)もある。問い合わせは同会副会長の大平喜代子さん(電話090・4152・6584)へ。
http://www8.shinmai.co.jp/flower/article.php?id=FLOW20170603008130
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以前より品種本数が少し増えているようですね。ボランティアだけに大変でしょうけど、今後もぜひ頑張ってほしいものです。


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