【大久保忠夫】鹿屋市の霧島ケ丘公園にある「かのやばら園」で19日、嶋田芳博市長がバラの開花宣言をした。ただ昨年、成育異常が見つかった後に植え替えられた場所では、花はまばら。目玉のイングリッシュローズガーデンにはほとんど咲いていない。20日から秋のばら祭りが始まる。
入り口付近にあるカラーガーデンで関係者が見守るなか、嶋田市長が「一斉に咲く春のバラと違い、秋のバラは一輪ずつ咲いていく。花も小さいが、鮮明な色を出してくれることを期待する」と開花を宣言した。
ばら園は8ヘクタールの敷地に約4千種、5万株が植えられている日本最大級のバラ園。昨春、約7割の3万3千株に原因不明の生育異常が見つかり、今春、カラーガーデンや園の奥のイングリッシュローズガーデンなどで花が植え替えられた。
以前からのバラが鮮やかな花を咲かせている場所もあるが、植え替えられた場所の花数はまばら。約6千株が植え替えられたカラーガーデン付近は順調に生育しているが、幹はまだ小さく、花の数も少ない。
イングリッシュローズガーデンでは、花はほとんど見えず、茶色の地肌が目立つ。英国のバラ苗生産会社、デビッド・オースチン・ロージズから寄贈を受けたイングリッシュローズを約9千株植え替えたが、高温多湿な環境に対応できず、約2500株が夏場に枯れるなどしたという。
霧島市の夫婦は「もうすぐ秋のばら祭りだから、もっと咲いていると思ったのに」と残念そう。横浜市から来たという夫婦はイングリッシュローズガーデンを前に「花がほとんどなくてびっくり。こんな状態とは知らなかった」。
市によると、バラの花が一面に咲き誇った、かつてのようなばら園に戻るには3年ほどかかるという。園長も務め、20年近くばら園に関わってきた元市職員の門倉美博さん(64)は「焼酎などを使った減農薬によるバラの栽培に力を入れ、日本一の品質を達成した。いまの状態は残念というほかない」と話す。
写真コンテストの審査のため、毎年のようにばら園を訪れる写真家の浅井慎平さんからは、現状を心配する手紙が届いているという。
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001210190002************************************************************
バラの病気は厄介ですね。私の家のベランダのバラも毎年病気にやられてなかなか思い通りに育ってくれません。かのやばら園にはぜひ頑張ってもらって数年後には以前のような日本有数のバラ園として復活してもらいたいものです。2、3年後にはぜひ見に行きたいと思っています。でも千葉からは遠すぎるんですが。
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posted by orute at 14:13|
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