<International Roses&Gardening Show 2016>
◆テーマは「PARIS」
夢の世界再現 ガーデンデザイナー・吉谷桂子さん
「第18回国際バラとガーデニングショウ」(毎日新聞社など組織委員会主催)が13〜18日、埼玉県所沢市の西武プリンスドームで開幕する。今年のテーマは「PARIS(パリ)」。第1回から中心的な役割を果たし、今回もメインガーデンを担当するガーデンデザイナー、吉谷桂子さんに、バラとガーデニングショウの魅力と制作への意気込みを聞いた。【三岡昭博】
園芸の好きなアマチュアからプロまで、「国際バラとガーデニングショウ」は1年で一番大切なイベント、お祭りです。参加する造園家、園芸家は、それこそエゴイズムを捨てて、結果的に赤字になっても、みんな「やめられない」と言うんです。ガーデニングを盛り上げていきたい、日本中に花と緑の文化を広げていきたいという願いがあるからです。
バラとガーデニングショウの1年目は、ライフスタイルとしてガーデニングが定着する時期でした。それが徐々に、現実の庭というより「夢の世界、桃源郷を表現する」ものに変わっていきました。来てくださった方がいっとき、いろんなことを忘れて花の世界に誘い込まれる、そういう大人のワンダーランドにしたいと思います。
みなさん、おしゃれをして来てくださいね。どんな年齢でも、着るものとか、立ち振る舞いで花の似合う人になれます。男性もそう。私、「明るい色の服を着よう」の推進者なんです。
そして、花を見るだけではなく、重なって見える景色も見てほしいです。自分がいて、花が咲いていて、背後に庭の景色がある。その関係を楽しんでいただければと思います。
優しくて豪華 マルメゾン城
今回のメインガーデンは「マルメゾン城 バラの館」。18世紀末から19世紀初頭にかけて、ナポレオン妃ジョゼフィーヌが所有したことで知られ、当時は250種のバラが咲き誇っていたという。
「ジョゼフィーヌはあくなき美の探求者でした。子供ができなかったのでナポレオンに離婚されますが、その時に救いを求めたのが美と癒やしをもたらすバラの世界だったと思うんです」と吉谷さん。
これまで3回城を訪れた吉谷さんが強調するのが「エンパイア・スタイル(帝政様式)」のインテリアの魅力。フランス革命(1789年)前の豪華絢爛(けんらん)を極めたルイ16世、マリー・アントワネットの時代とは異なり「ゴージャスだけれどシンプル」(吉谷さん)なのが特徴という。
今回、吉谷さんが構想するのは、丸みを帯びた優しい風情の当時のバラ(オールドローズ=「アラカルト」の写真参照)とエンパイア・スタイルを意識した庭。よく知る人が見ても「なるほど、よく再現しているな」と言われるような「バラの帝園」づくりに挑戦したいとほほ笑む。
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<会期>
5月13日(金)〜18日(水)午前9時半〜午後5時半(最終日は午後5時)
<会場>
西武プリンスドーム(西武狭山線・山口線「西武球場前」駅下車すぐ)
<入場料>
中学生以上2200円(20人以上の団体1600円)。小学生以下は無料(保護者の付き添いが必要)
<問い合わせ>
ハローダイヤル03・5777・8600
<公式ウェブサイト>
http://bara21.jp<主催>
国際バラとガーデニングショウ組織委員会(毎日新聞社、NHK、スポーツニッポン新聞社)
<共催>
公益財団法人日本ばら会
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ほぼ毎年行ってますが、今年も行くかな。さて今年はどんな演出なのでしょうか?
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posted by orute at 11:59|
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